アニメ『化物語』【するがモンキー】のネタバレ感想(其ノ壹~其ノ参)

アニメはここから其ノ参に。

其ノ参では神原駿河という人間がさらに掘り下げられていき、真相と解決策が明らかになっていきます。

この辺の流れは【ひたぎクラブ】と似ているなあと思いました。

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【するがモンキー】ネタバレ解説(其ノ参~)

ここからは、神原自身の意識下に存在する過去と、それに対して忍野から語られる、神原の無意識下に存在する真実について書いていきます。

するがモンキー

今は亡き母より託された、桐の箱に入った左手のミイラ。

神原がそれを初めて使ったのは小4の時でした。

両親が亡くなり転校したばかりでクラスに馴染めず、足が遅かった事もあってよくからかわれていた神原は、運動会の徒競走で1等を取れば周囲の見る目も変わるのではないかと思い、「足が速くなりたいです」と「猿の手」に願いました。

しかしそれは共に走る予定だった4人を襲い、全員が参加不可になるという”意に沿わぬ形”で叶えられる事となります。

ただ、その”意に沿わぬ形”こそが忍野に言わせれば”神原の意思”であり、「同級生をブチのめしたい」という暗い願望を認めたくない為の別の解釈として、神原は「猿の手」という言い訳を求めたのでした。

レイニーデビルは本人の心の奥深くにある「裏の願い」を察知し、そのまま叶えただけだったのです。

普段の朗らかな態度から悪意など微塵も感じさせない彼女だからこそ、こういう黒い感情が垣間現れる展開は意外性が強いですね。

どんな人間も無意識下には様々な感情を持っているのかも知れないと思いました。

するがモンキー

それから神原は誰よりも速く走れるよう努力し、中学に入ってからも「猿の手」の効力を恐れ陸上部には入らずバスケ部に入部する。

なお、戦場ヶ原と出会ったきっかけは、神原の評判を聞いて見に来た戦場ヶ原から非公式でよいので100メートル走をしようと誘われた事でした。

この頃から神原は戦場ヶ原に惹かれ、同じ高校に進学するところまで決意します。

その後は高校入学まで決してミイラを使用していなかった神原だったが、戦場ヶ原と決別した後の神原は、ある日戦場ヶ原と仲良くしている阿良々木を見かけてしまった。

ミイラをいつ出したかは覚えておらず、なぜ左手首までしか無かったミイラがどうして肘まで伸びていたのかも全く考えが及ばず。そして気が付けば。神原の左手が怪異と化していた。

神原は「戦場ヶ原と一緒にいたい」という「表の願い」の裏で、阿良々木に嫉妬から現れる殺意を持っており、それをレイニーデビルは察知していたのでした。

すなわち、阿良々木を襲撃する事こそが神原の意思だった。

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【するがデビル】のオチ

今起きている現象を簡単に解決する方法は2つ。

  1. 阿良々木がレイニーデビルに殺される事
  2. 神原の左腕をスパッと斬りおとす事

人間1人を殺そうとした代償としては安い物であると、神原は左腕を諦めようとしますが、阿良々木は第3の選択肢を選びます。

それはレイニーデビルよりも自分の方が強い事を示し、願い事を叶えるという契約の履行そのものを諦めさせるという事でした。

阿良々木は忍に血を分け与えパワーアップするも、レイニーデビルには敵わず殺されかけます。

するがモンキー

そこで危機一髪の場面に登場したのは戦場ヶ原ひたぎ。

実は忍野メメが前もって預かっておいた阿良々木の携帯で彼女を呼びだしており、今まで神原を悩ませた一連の事件は戦場ヶ原の一言で決着がつきます。

「阿良々木君が死んだら、私はどんな手を使ってでも神原を殺すに決まっているじゃない」

この言葉を聞いてしまったレイニーデビルは、どう足掻いても神原の「阿良々木を殺して、戦場ヶ原と付き合いたい」という願いを叶える事が不可能になり、消え去ります。

戦場ヶ原は神原の告白を断るも「いっぱい待たせてごめんなさいね」と謝罪し、これからも神原がそばにいる事を受け入れます。

【するがモンキー】で一番泣けるシーン。

するがモンキー

結果的に噛ませ犬となった阿良々木は「全くもってどいつもこいつも本当に、ひねくれてるよなあ」と呆れ、【するがモンキー】は幕を閉じるのでした…。

神原の左手はそのままでしたが、レイニーデビルに関するエピソードの続きは『花物語』【するがデビル】で語られます。

今回は長くなってしまいました。

次回は【なでこスネイク】の感想を書きたいと思います。

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