アニメ『彼女と彼女の猫』3話ネタバレ的 感想 老いたダル

『彼女と彼女の猫-Everything Flows-』3話「彼女と彼女のまなざし」の感想。

全4話なので、次で最終回です。

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アニメ『彼女と彼女の猫-Everything Flows-』10話ネタバレ的 感想

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

短い中に色々な感情が詰め込んであるアニメです。

ちょっとだけ運と要領が悪い、どこにでもいる普通の女性の日常なんですが、彼女の猫の目線というフィルターを通すだけで大きく違った世界に感じられる。

猫を通じて表現される、彼女の感情がとても分かりやすくこちらまで伝わってくる作品。

正直言うとこのアニメは内面的な描写が非常に多く、また特にあらすじと言えるものが無い分、感想を書くのが難しいです。

作品としては大分特殊な形態なんじゃないか。

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

3話「彼女と彼女のまなざし」では、彼女が家を出て知香とルームシェアを始めるまでの過程と、1話からその後の彼女の様子が少しだけ描かれていました。

頑張っているけれども中々思うようにいかない、そんな彼女の悲しみがダルの目線で見つめられています。

『彼女と彼女のまなざし』

今回はダルの「老い」が垣間見える内容で、物悲しさを感じた。

これはペットを一度でも飼った事がある人間なら何となく分かると思う。

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

3話では彼女が進学の際に1人暮らしをするまでの過去が分かるようになっていました。

彼女の母親が再婚しやすいために、高校生なりに気を遣って早くに家を出ようとしていた彼女。

本音ではいつまでも母親とダルと一緒に居たいと願う彼女の辛さを、ダルは静かに感じ取っていたようだった。

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

本当の意味で彼女が、内面的な部分も含めどのような人生を送ってきたのかを知るのはおそらくダルだけなんでしょう。

ただ、このアニメを観ていると少しずつ彼女を知る事が出来る。

ダルは彼女の猫になる前はどこで何をしていたのかを覚えていない。

ただ、母の事は覚えていた。

ダルの母は優しく、温かかったが、そんな母も兄弟もいなくなってしまっていた。

「僕らは何もかも覚えておく事は出来ない。

覚えておくのは本当に大切な事だけだ」

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

ダルは彼女の人生の全てを覚えているように見える。

彼女の言葉は分からないし、外の世界で何をしているのかも知らないだろうけど、ダルにとって彼女が、本当に大切な存在なのだろう。

ダルが彼女の元にやってきた当初はあれだけ距離が離れていたのに、高校生の頃にはもうダルは完全に「彼女の猫」になっていました。

家を出る事になった彼女は「私の猫だから」とダルを一緒に連れていき、ずっと一緒に暮らしています。

親元を離れた当初は知香とダルと一緒に、現在はダルだけと2人で。

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

彼女はバイトを見付けてもう1年頑張ろうかと考え中。

何かと上手くいかずに挫折したり立ち直ったりを繰り返しているが、彼女が誰よりも頑張っている事をダルは知っている。

悲しんでいる彼女の力になりたいけれど、今の自分にはどうにもならないという猫の気持ちが痛いほどに伝わってきた。

老いたダルは、もう彼女に手が届かない。

『彼女と彼女の猫-Everything Flows-』3話 感想まとめ

ダルと彼女だけの美しい世界に毎回引き込まれます。

彼女と彼女の猫-Everything Flows-

温かさだけでなく、悲しさとかもどかしさとか、色々な感情が表現されているけど、元々新海誠さんの作品ってそういった微妙な感情の機微を描いているもんな。

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制作スタッフを見る限り、今回の『彼女と彼女の猫-Everything Flows-』に新海誠は関わっていないようだけれども、彼の世界を表そうとしている努力は見えるように感じます。

短いもので次回で最終話となってしまうわけですが、この作品がどのような結末を送るのか、凄く気になるところでもありますね。

そもそも結末なんてあるんだろうか。

3話でダルの老いが強調されていたわけですが、このまま4話で天に召されたりするのは悲しいからやめて欲しいとは思っている。

いつまでも、彼女と彼女の猫の世界がぼんやりと続くような、そんな不確かなエンディングの方が似合っているんじゃないかな。

それでは次回、第4話も楽しみにしたいと思います。

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