アニメ感想『甲鉄城のカバネリ』2話ネタバレ風 人かカバネか

『甲鉄城のカバネリ』2話「明けぬ夜」の感想。

1話からの勢いを殺す事なく劇的な展開となった。

今回も非常に面白かったです。

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アニメ感想『甲鉄城のカバネリ』2話ネタバレ風

タイトルに含まれる「カバネリ」という言葉、1話を観た時にはどういうものなのかイマイチ想像が付かなかったが、2話でその意味が分かります。

カバネリとは人とカバネの狭間にある者なのだ。

人からはカバネと見られ恐れられ、カバネからは人と見られ襲われる。

生駒はカバネリになった事でカバネの身体と化しつつも人としての理性を保っていた。

そしてそれは超人的な戦闘能力を持つ謎の少女、無名も同様だった。

カバネリの身体的特徴など詳しい部分は次回3話以降で徐々に明らかになっていくと思われるが、今回では一般的にカバネが武士たちも含めて人々からどれほど忌み嫌われているか、という点を描いた事でカバネリとなった生駒の前途多難さを表していたように感じる。

甲鉄城のカバネリ2話

甲鉄城のカバネリ2話

甲鉄城のカバネリ2話

特にそのあたりを強く感じさせられたのは来栖によるところが大きかった。

彼はちょっとカタイ男ですが、侍としての本分を全うしようとする姿勢は好きです。

悪い人ではないよねきっと。

来栖はカバネリ化した生駒を容赦なく甲鉄城から撃ち落とし(まあ、生駒に元々敵意を持っていたところもありますが)、更にカバネ化した四方川堅将を「あれは、ただのカバネです」と言い切った。

この辺見る限り、カバネリが今後人としての尊厳を周囲に認められるかどうか、難しそうですね。

改めて観直すと2話では、とにかくカバネという存在を恐れる人々が、人でなくなりカバネの身体と化した者(正確にはカバネリなのだが)に救われる、という構図がストーリー全体に通じており、随分と皮肉な内容として描かれていたように思う。

『進撃の巨人』でも巨人と化したエレンが仲間を助けるという展開があったが、あえて人がカバネに助けられるという点を強調していたところ、これは荒木哲郎監督なりのオマージュだったんだろうか。

甲鉄城のカバネリ2話

甲鉄城のカバネリ2話

そういえば1話で生駒が「恐怖で人としての品性まで失っちゃいけない」と言うと無名は心なしか嬉しそうに微笑んだように見えた。

生駒には自分を理解してくれる無名や、自分を認めてくれる逞生がいるけれど、これは僕の想像だがもしかしたら無名にはそういう人間など周りにいなかったんじゃないだろうか。

だから「人」の意識を保っている者と怖がらずに向かい合おうとする生駒の姿に無名は好意か好奇心のようなものを持ったのかも知れない。

甲鉄城のカバネリ2話

1話ではどこか浮いていた無名という少女、カバネリという線で繋がったことで一気に生駒との距離が縮まったような気がする。

やっぱりヒロインだね。

『甲鉄城のカバネリ』2話 あらすじと感想

2話はスピード感のある展開で、あっという間の30分だった。

全体的には顕金駅に攻め込んだカバネの群れから逃れるため、民衆達を引き連れ甲鉄城で駅を後にしたところで終了。

昔のゾンビ映画ならもうエンディングになりそうなところ。

生駒以外では主に菖蒲の視点で描かれる部分が多かったと思う。

先に甲鉄城へ向かったはずの堅将からの合図を待つ傍ら、その決断力の無さを責められていた彼女。

現れた無名の主導で民衆は甲鉄城に向かう事になる。

ここで無名無双が発動するわけだが、彼女の蒸気銃はなにやら特別仕様のようでした。

来栖達が持っているものと比べると、銃身を切り詰めたソードオフ・ショットガンのような短い形態で、近距離では2~3発で鋼鉄被膜を打ち抜いていた。

着物の下に履いてたのは猿股ってやつかな?

「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」(言ってない)

甲鉄城のカバネリ2話

甲鉄城のカバネリ2話

1話ではごく一瞬の登場だった見習い乗務員・侑那(ゆきな)の操縦によって、激しい襲撃を受けながらも甲鉄城は動き出す。

カバネじゃないと判断されたのか不明だが、どうにか甲鉄城に乗り込んだ生駒がカバネをツラヌキ筒で撃退すると、はだけた服から眩く光る剥き出しの心臓が…

来栖によって生駒は追放され、その後甲鉄城はカバネの死骸がつっかかり跳ね橋を下ろせない事態に遭遇。

生駒は甲鉄城の面々に自分で見捨てた者に助けられるという無様な姿を最後に見せ付ける為、手動で橋を下ろし絶望するも親友・逞生と無名によって拾い上げられる。

一度は恐れたものの、最後まで生駒を見捨てない逞生の姿に感動しました。

甲鉄城のカバネリ2話

甲鉄城のカバネリ2話

人として自決を迫られる生駒と来栖の間に割って入る無名。

彼女は最後に「私たちはカバネリ。人とカバネの狭間にある者」と告げた。

甲鉄城のカバネリ2話

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『甲鉄城のカバネリ』2話 感想まとめ

無名が無双するシーンは俺TUEEEEな演出が過剰に見える部分もあったけど、シビアなストーリーである分ああいった爽快感のある場面もいいスパイスになるのかなと。

ドヤ顔の無名最高です。

甲鉄城のカバネリ2話

甲鉄城のカバネリ2話

自由奔放に振る舞う彼女に対して菖蒲は優柔不断さが目立っていました。

ストーリーの進展と共に菖蒲がどう成長するかというところも見どころかなと思っています。

上からな物言いで失礼ですが、菖蒲を見ていると内田真礼さんが声優として大きくレベルが上がっているなあと感じた。

次回第3話は「捧げる祈り」

別の駅へ向かう道中あたりの内容が描かれるんでしょうか。

次回も楽しみにしたいと思います。

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